2019年07月29日
2-4 玄米はおいしくない?
「玄米はおいしくない」という批判をみておく。
私は40年以上も玄米ごはんを食べてきたが、かみごたえがある玄米ごはんにくらべ白米ごはんはものたりない。
玄米ごはんは、日本で2千年以上の歴史があり多くの人が食べてきた。それがおいしくないとされる理由を2つとりあげる。
・味覚が狂っているのでは?
人が普通に食べるものを、ごく一部の人だけがおいしくないと感じるのは、その人たちの味覚が狂っている可能性がある。漢方医学では、味覚が狂っている人はお血だという。お血とは汚れた血液のことである。玄米ごはんをおいしくないと感じる人は、まず、自分のお血による体調不良をうたがってみるとよい。
・玄米ごはんはうまく炊けているか?
味覚が正常な人が、玄米ごはんはおいしくないと感じるなら、ごはんがうまく炊けてないのかもしれない。私は40年ほど前に買った圧力鍋で玄米を炊いているが、おいしくできる。この鍋は、当時、玄米がうまく炊けることで定評があった。
私は、長年の間に、知人宅、食堂、弁当業者などのつくった玄米ごはんを10回ほど食べている。そのなかにはおいしくないものが2~3度あった。ふっくら炊けていないのだ。
自分で炊いた玄米ごはんをおいしくないと思う人は、玄米炊飯に定評のある圧力鍋をさがすなどして、炊き方に工夫をしていただきたい。
・玄米ごはんを食べると体調が悪くなる?
これは味のことではない。玄米ごはんを一ぜん食べると「下痢をする」と言った人がいる。これは、ビタミン・ミネラルの豊富なものなどを食べたときに、一時的に出る不快な症状のひとつである。お血の人に強く出がちで、好転反応(4-2)といわれる。
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kenko7007 at 23:46│Comments(0)│食事法 総論